こんにちは。山パパです。
今回は高校受験に焦点をあてて話をしたいと思います。
最近よく、『成績保障』を掲げた学習塾を見受けます。
森塾なんかが良い例だと思います。
しかし、何の成績を保証をしているかというと、
『定期テスト』です。
定期テストの点数を上げることが果たして大事なのでしょうか?
中学生で塾に通わせる目的は、
『今の成績でも高校合格の可能性はあるけど、さらに合格率を高めたい』
『今の成績では第一志望に合格できないから、合格点に達したい』
のどちらかだと思います。
そうだとしたとき、大切なのは『実力テスト』の成績を上げることだと思います。
定期テストの試験範囲は短いので、短期間の勉強で覚えることが可能です。
しかし、短期間で覚えた知識は、忘れるのも早くなります。
つまり、定期テスト対策だけでは実力テストの成績は絶対に上がらないと思います。
入試までの学習計画をしっかり立てて、毎日コツコツと総復習をしていくことが実力テストを上げる唯一の方法だと思います。
とある塾の関係者がいっていました。
「子供も親も目先の点数に目が行きがちなんです。しかも、定期テストの成績は上げやすい。だから、定期テストの成績を上げる必要があるんです。そこに、受験対策を加えるには時間的に余裕がないのです。週に4,5回ぐらい通ってくれれば可能ですが、料金も高額になるので、そこまでの金額を払ってまで塾通いしたいというニーズがありません。だから、受験対策コースとうたっていても、学校のペースに合わせて学習をしていかざるをえないのです。」
「なるほどね~。納得ですわ。」
という感想でした。
難関大学を一般受験で合格された方は共感ができると思うんですが、
『受験勉強の範囲を覚えるために同じところを何十回と繰り返し学習をして、テキストが手垢で真っ黒になってしまった。
そんな、記憶はありませんでしょうか?
高校受験も同じだと思います。
それぐらいの学習をしないと、実力テストの成績は伸びていかないと思います。
ただ、中学生がそれを自覚して自分で進めていくことは無理だと思います。
だから、本当に志望校をワンランク上げたいとか考えられているならば、早稲アカとかスタディラウンジReQとかかなりの勉強量を課す学習塾を選ぶべきだと思います。