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息子がいかにして筑波大医学群医学類に合格できたか。あとがき

うちの長男が筑波大医学部へいかにして合格をしたのか、の記事に対していくつかのコメントが寄せられましたので、あとがきを綴ることにしました。

一番多く寄せられた意見が、子供に勉強をさせることが難しいというものでした。

そして、次に多かったのが塾に通わせても成績が芳しくないというもの。

それに続くのが、才能が必要なのかということでした。

上、2つに関しては共感ができます。

今回のブログでは息子との葛藤をそこまで描写していませんでしたが、実際は何度も何度も息子とは言い合いをしておりますし、また、塾に通わせても成績が全く上がらないこと(これはブログ中に書いていますが)は、多々ありました。

まず言えることが、基本的に子供は勉強が好きではありません

そのため、小学生の頃に勉強習慣が身につかなかった子供の場合は、あらためて勉強習慣を身につけるということは至難だと考えています。

勉強をさせるためには、強制的に勉強をさせる場所に行かせる必要があります

しかし、嫌々やっていても学力は身につくものではありませんので、できれば勉強への意識を育んでくれる場所が望ましいです

これは、塾に行っても成績が上がらないことにもつながるのですが、個別指導塾はおすすめできません。

なぜならば、個別指導塾では勉強を教えはするけれども、授業時間以外にやらせることはしないからです。

私は、小中学生ぐらいならば、『教えること』以上に『やらせること』が大切だと考えています。(中学受験を除く)

なぜならば、教えることは学校でしてくれているからです。

学校で教えてくれているのに、勉強ができていないというのは、『学校の授業を理解できていない』か『学校の授業を真面目に聞いていない』『自学が足りていない』のいずれかです。

山パパ
いずれの理由にしても、小中までならば学習難易度も高くはないので、挽回は可能です。

しかし、そのためには『前向きな勉強姿勢』や『勉強量』が必要です。

『1,2時間のちょっことした教えること』が必要なのではありません。

よって、自学の手厚いサポートもしてくれる集団塾や、課題の多い集団塾、または長時間の指導が可能な個別指導塾が望ましいと、私は考えています。

山パパ
そして、『才能』の話になりますが、私は今回のブログを通して息子の才能自慢をしたわけではありません。

あくまで、江戸取中に合格者平均点で合格をした子供が、どれだけの学習量で国立医学部に現役合格をできるのかの指標をお伝えできればという気持ちで執筆をしました。

『才能』とは何も知能指数だけを指しているものだとは思いません。

努力できる才能、困難に立ち向かえる才能、さまざまな『才能』があり、あるきっかけでいきなり開花する才能もあると思います。

ただ、その才能が開花するまで待つことほど愚策はありません。

『勉強をすること』

これに勝ることはありません。

最近、「勉強量ではない、効率が大切なのです」

という塾の広告を拝見しました。

確かに、効率的に学習することは大切です。

しかし、難関校の受験を経験された方ならわかるはずです。

あの膨大な量を習得するためには、勉強量が絶対に欠かせません。

だからこそ、周りより差をつけるためには、

周りより少しでも早く学習を始めること

周りより少しでも多く勉強をすること

この2つが何より大切です。

効率などというものは、勉強をする過程で自然と身についていくものです。

このブログ読者のお役に少しでも立てていれば幸いです。

この後は、閑話を挟んだあとに、次男の話を綴ってまいります。