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並木中等の合格難易度について

並木中等の難易度について、お問い合わせが数件寄せられましたの、僭越ながら私の意見を申し上げさせていただきます。

つくばの各地域の塾情報は現在再調査中ですので、調査完了次第、更新をしてまいります。

いただいたお問い合わせでは、

Aさん
「並木中等は茗溪中ぐらいの難易度でしょうか?」
Bさん
「並木中等は江戸川取手中ぐらいの難易度でしょうか?」
Cさん
「並木中等の偏差値を調べると63とでてきましたので、高校でいうと牛久栄進高校ぐらいの難易度でしょうか?」

などなどです。

確かに中学受験は、ご自身の受験経験や、先生として受験指導がしたことがないとわかりにくいものであると思えます。

結論から申し上げますと、

並木中等の合格難易度は私立中学で比較するならば、江戸川取手中学レベルです。

高校と比較するならば、土浦一高レベルです。

山パパ
以下、その根拠を申し上げていきます。

中学受験を難易度をわかりにくくしているのは、偏差値が提供するところによってまちまちなことが一つの要因としてあげられます。

地方の公立中学の偏差値は、さらにまちまちです。

中学受験の偏差値は、基本的に模試のデータを分析して出てまいります。

そのため、その模試を受ける母体のレベルによって偏差値も変わってまいります。

高校受験の模試は学力の低い子供から高い子供まで、幅広い子供が受験をされます。

そのため、偏差値50がその年代の学力平均値と概ね一致してまいります。

しかしながら、中学受験の模試はその年代の平均以上の学力を持っている方のみが、基本的に受験をされます。

そのため、偏差値50がその年代の学力平均値と一致することはなく、特に受験者レベルの高い四谷大塚の模試偏差値50は、その年代の上位20%ぐらいの学力層となります。

そして、並木中等の四谷大塚の模試偏差値60というのは、その年代の上位4%ぐらいであるかと考えます。

それは、その年代の学力平均を偏差値50とすると、偏差値68に相当し、高校で置き換えるならば土浦一高レベルとなります。

実際に東大合格者を比較しますと、土浦一高26名(320名中)、並木中等10名(152名中)となり、ほぼ同等となっております。※令和2年

山パパ
次に、並木中等などの地方の公立中学の偏差値の話をします。

検索するサイトによって、並木中等の偏差値は茗溪中学校と同じぐらいのサイトもあれば、江戸取と同じぐらいのサイトもあります。

その理由は、以下の通りとなります。

並木中等の偏差値が茗溪中学と同じぐらいとしているところは、もととなる模試が私立向けの模試を使用しているためです。

並木中等の入試は、あくまで公立中学となるので、上位私立入試で出されるような小学校で習わない知識は出題をされません。その代わり、標準的な知識の高度な応用力が求められます。

そのため、公立中学受験対策をされる学習塾も、まともな学習塾であれば応用力育成を指針として学習を進めていきます。

ですから、並木中等の受験者は上位私立入試特有の知識を有していない子供が多くなります。

しかしながら、私立向けの模試は上位私立入試特有の問題がでてきます。

ですから、並木中等受験希望者はそれを解くことができずに、正答率が茗溪中学希望者と同等レベルとなってしまいます。

そのため、偏差値が茗溪中学レベルと同等というデータが出てきてしまいます。

実際は、知識レベルは茗溪中学受験希望者と同等レベルでも、その応用力は茗溪中学受験希望者以上の力が求められます。

それを加味しますと、実際の合格難易度は江戸川取手中学レベルであると考えます。

ちなみに「四谷大塚の模試」では江戸川取手中学の偏差値は62、並木中等は60、茗溪中学は52となり、相対関係はこれが正確であると考えます。

以上が、

並木中等の合格難易度は私立中学で比較するならば、江戸川取手中学レベルです。

高校と比較するならば、土浦一高レベルです。

の理由となります。

ご参考にしていただけましたら、幸いです。