こんにちは、山パパです。
また、大手の個別指導塾で事件がありましたね。
やる気スイッチで有名なスクールIEの塾長によるわいせつ行為です。
もともと私は、大手個別指導塾による1対1または1対2の個別指導形式はいかがなものなのかと疑問視していました。
これは、決して指導形式に対する疑問視ではありません。
むしろ各生徒の状況に応じた指導ができるという点で個別指導は理にかなった方法であると思っています。
それは、教師の質です。
教育の素人をかき集めて、大した研修もせずに生徒の指導にあたらせる。
この運営方式に問題があると思っています。
しかも担当教師の選定や授業計画の作成に関わる教室長や室長と呼ばれる責任者でさえも教育に対する研修や教育をしっかりと受けていなケースが多く見受けられます。
私は個別指導こそ、その指導に携わるには知識や技術などの専門性が求められるのではと考えています。
学校のような一斉指導では、各々の先生が授業に工夫を凝らしてはいるでしょうが、同じ学年の授業であれば「このクラスにはこういった授業をして、あのクラスにはあの授業をして」ということはせずに、一律の授業内容をしているはずです。
一方の個別指導では、生徒一人一人の状況に応じて授業内容を合わせてこそ、個別指導という形式の意味が生きてくるはずです。
しかし、それは大変に手間であり、かつ高度な知識や技術が必要なのではと想像されますが、多くの個別指導塾の先生はその水準を満たしているのでしょうか。
単に勉強を教えるだけでは、子供の成績は伸びていきません。
こういった理由から、大手個別指導塾による1対1または1対2の個別指導形式はいかがなものなのかと疑問視しています。
それでも、さまざまな理由から大手の個別指導塾に通わせる方は多くいるものと思われます。
だから、少しでも良い先生に担当をしてもらえるよう、私が考える良い先生の基準をあげてみます。
ご参考にしていただけたら幸いです。
私の推しは…、
その可能性は高いかもしれませんが、では逆に社会人の先生はどうなのでしょうか。
スキルや情熱はあるのでしょうか。
私が見てきた大手個別指導塾の社会人の男性の多くは、何かしらの理由で正社員となっていないフリーターの方でした。
そしてその理由というのも、
「なるほど、それはしょうがないですね」
と前向きに肯定できるものではなく、
「あっあぁ…、そうなんですね…」
と、引き気味になってしまうものが多かったです。
確かに高学歴の方が多かったのも事実ですが、個別指導というのは勉強ができれば優秀な指導者というわけではありません。
準備に手間暇をかける情熱であったり、子供のやる気を促すようなコミュニケーション能力が必要であったりと、学力以外でも必要なものは複数あります。
その中でも特に私が重要だと考えるのがコミュニケーション能力です。
大手個別指導塾の先生に対して、高度な知識や技術というものを望むことは見当違いです。
では、大手個別指導塾に勉強を教えてもらう以外にどういうものを求めるのが適切なのか。
それは、
勉強というのは、ただ勉強を教えてもらうだけではなかなか成績が伸びてきません。
やはり、本人が教えてもらったことを身に付けようという意識が重要なのです。
そして、そればフリーターの社会人教師ではなく、学生の方が得意だと思います。
もちろん、欲をいえば高度な知識や技術を持ち合わせ、かつコミュニケーション能力も高く指導に情熱を注いでいる先生が一番です。
しかし、そんな先生は大手の個別指導塾でアルバイト教師はしていない。
自分で独立をして教えていることがほとんどです。
だから、大手の個別指導塾に通うのであれば、少なくとも学生の先生(コミュニケーション能力が高そうで、『勉強』に意識を向けてくれそうなという条件付き)が最善だと思います。