つくば市の全学習塾を『辛口』の口コミで評価します!~エリア別にランキング~

寄せられたコメントへの回答

令和元年も終わりを迎えてまいりました。

この年になると、一年が過ぎるのがあっという間です。

今年は下の息子も大学生になってからやっと落ち着き始め、子育てにひと段落がついたと実感ができた年でした。

気持ちに余裕が出ると、私たちと同じように子供のことでいろいろと悩まれている親御さんの一助になれればという気持ちが芽生え始めました。

そこで私に何ができるだろうと考え、参考になったのが『旅行ブログ』でした。

旅行に行って、その先々の名所や宿をブログで綴る。

これは旅行先や宿を決める際に、とても役に立ちます。

しかし、『学習塾』にはこういうブログはないなと思いました。

そのため、子供たちが実際に行った塾、そうでない塾は自分なりに調査をして、つくば市だけにはなりますが、学習塾のまとめブログを開設しました。

そして、開設をしてまだ半年も経ちませんが、多くの反響をいただきました。

今回は、年の節目も踏まえて、寄せられたコメントへ私なりの回答をしてまいります。

現在、大手の個別指導塾に息子を通わせているのですが、茗溪学園中学志望で予習シリーズを使って勉強しています。山パパさんのブログを拝見していて、茗溪学園中学志望で予習シリーズは難しすぎて適していないという文章を見ました。塾を変えた方が良いのでしょうか?
山パパ

その情報だけから判断するならば、今の通われている塾は変えられた方がよいかと思われます。今の状況は、塾側が茗溪学園中学の入試レベルと予習シリーズのレベルを知らずに、『とりあえず中学受験だから使用テキストは予習シリーズでいいだろう。』という安易な発想ゆえに起こっている可能性が一番濃厚です。

しかしながら、そうではない可能性ももちろんあります。

例えば、息子さんが優秀なゆえに、江戸取中への志望変更を塾側が予期をして、予め予習シリーズを用いて進めているのかもしれません。

または、茗溪学園中学への単なる合格だけではなく、満点合格をさせようとしているのかもしれません。

ですから、まずは塾側へなぜ予習シリーズを用いて学習をしているのかを、問い合わせてみるのがよろしいかと思われます。

中学生の娘を持つ母親です。現在、定期テストの成績保障のある塾に通わせています。定期テストの成績が上がれば、自然と模試などの成績も上がり、志望校もランクアップすると考えていたのですが、違うのでしょうか。
山パパ
定期テストと模試の相関関係はあると思います。しかし、この2つの試験の一番の違いは『範囲』です。定期テストで良い点が取れたとしても、継続的な勉強をしていかなければその内容を忘れていきます。
定期テストの成績保障を行う塾ということは、間違いなく定期テスト対策に力を入れている塾であると考えられます。
一昔前までならば、高校入試の制度として『推薦入試』が存在していたので、定期テストの成績を伸ばし、内申点を向上させて推薦入試を狙うという作戦も考えられたかもしれません。
しかし、その推薦入試制度がなくなってしまった現在、内申点よりも入試でいかに得点できるかが大切になってきます。
そのためには、長期的な学習計画に基づいて学習を進めていく必要があります。
個別指導塾にありがちですが、夏休みや冬休みなどに総復習の授業を『がっつり』行うというのはあまりお勧めができません。
私は、勉強とは『理解2:覚える8』ぐらいであると考えています。
がっつり授業を組み込まれてしまったならば、いったいいつ覚えればよいのかと甚だ疑問です。
個別指導塾に通っている私の友人の息子さんで、夏休みの間、午前中~夕方までびっしり授業を組まされた中学3年生の話を聞きました。
その後に知る機会があった夏休み明けの実力テストの結果は、全く変わっていなかったそうです。
これからは、定期テストの成績も考慮しつつ、実力テストや模試の成績を意識するべきであると考えます。
そのためには、『定期テスト成績保障』という甘美な言葉に惹かれるのではなく、もっと長期的な視点から学習指導を行ってくれる学習塾が良いのではないのかと私は考えます。
その指標となるのが、
しっかりとしたカリキュラム(学習計画)を塾側が立てているのか
先生はしょっちゅう休んだり辞めたりする学生講師ではなく、経験値と責任感のある講師か
という点に着目するのがよろしいかと思います。
高校生の息子が、受験科目にない勉強は不必要だと言い、学校でも受験科目以外の授業では受験勉強をこっそりしているようなのです。そのため、受験科目以外の教科の成績がみるみる落ちていき、非常に心配です。これで大丈夫なのでしょうか。
山パパ
お子さんの現状の学力と、目標とする大学の学力、そして受験までの残り日数に因るかと思います。
受験勉強とは時間との勝負です。
例えば、80を覚えると合格の試験があったとします。
A君は、100覚えるのに10日必要であるとします。
現状、覚えている個数が0で残り日数が1日ならば、まず不合格です。
しかし、残り日数が8日あれば合格をします。
この規模を大きくしたのが受験であると考えています。
現状の学力と、目標とする大学の学力、そして残された日数。
この3つをもとに学習計画を立てなければなりません。
現状の学力を変えることはできません。
目標とする大学の学力は、目標とする大学を変えることで下げることができます。
もし、目標とする大学を変えたくないのであれば『残り日数』を変えるしかありません。
もちろん、残り日数は浪人でも視野にいれない限り変わることはありません。
しかし、残り時間は増やすことができます。
例えば、受験まで365日あったとします。
今まで食事にかけていた時間が30分だとしてそれを10分に縮めれば、120時間の時間が生まれます。
お子さんは、これと同じことをしていると考えられます。
今のままだと勉強時間が足りないと考え、勉強時間を増やすために受験に関すること以外の時間を削って受験勉強の時間を確保しています。
しかし、本当はどれぐらいの時間勉強すれば良いのかを判断をすることは非常に難しいことです。
おそらく、お子さんも『たぶん』足りない気がするぐらいだと思います。
ですから、一度、模試の成績などを持って経験値豊富な信頼できる先生へ相談することをお勧めします。

今回は、3人の方の意見をピックアップして、私なりの回答をしてみました。

私の考えが100%正しいとは思っていません。

あくまで、参考にしていただければ幸いです。

また、来年になりましたらブログの塾紹介ページを修正していければと考えています。

大手の学習塾などは、塾長さんが変わるだけで大きく様変わりしたりします。

そのため、4月以降に改めて塾へ赴いて、色々と調査をしてみたいと思います。

それでは、読者の皆様、良いお年を。