土浦一高付属中についてお問い合わせをいただいていたので、保護者向けの説明会に参加をしてまいりました。
コロナ禍であることから説明会は短縮をされて実施とのことで、90分間ぐらいの説明会でした。
そのうち、校長先生が60分間ぐらいしゃべられ、中学校紹介はその後に10分、入試説明が10分ぐらいでした。
校長先生は並木中等の校長もやられていたという中高一貫校教育に実績のある方で、話の中心は主に次の2点でした。
①高校受験がないことによる中だるみを作らせない。
②一高スタイルの早期形成を促す。
①に関しては、その通りだなと思ったのですが、では具体的にどのような施策をしていくということまでの具体的な言及はありませんでした。
②一高スタイルというのは一言でいえば『さまざまな面における自主性を持った高校生活』という感じです。
ほとんどが高校紹介で、確かなことは授業が60分授業なんだなということぐらいでした。
ということで、具体性に欠ける説明会でしたが、私が土浦一高の最もすばらしいと感じている点は『子供の自主性を重んじる』という点です。
つまり、出ようとする杭はとことん伸びる環境が備わっていると考えています。
しかしながら、自らやろうとしなければ勉強もついていけませんですし、他の面でもかなり苦痛に感じることが多くなると思います。
『学校がお膳立てするから、さあみんなやってみよう!』とは対極にあると言えます。
①の高校受験の中だるみを作らせないというのは、多少は勉強面でお膳立てをするということど同義なのかは定かではありません。
やはり、一高と同様で主体性を伴わない子供にとっては、中学校の方も合わないのではないかと思います。
また、入試になりますが、説明では茨城県内の他の県立中等や付属中と同じ入試問題です。という説明だけで終わりました。
そのぐらいは知っています。
合格点の目安などを個別にお伺いをしたのですが、わかりません。とのことでした。
では、どの位を想定しているのかという風に聞き方を変えても、教えられませんとのことでした。
目安がないのは、目指すべき人にとって本当にやりにくいことですので、想定だけでも教えてもらたかったのですが…。
私の個人的な予想となりますが、並木中等の合格者平均が7割弱ぐらいですので8割ぐらいなのかなと思います。
あくまで、私の個人的な予想ですので、そこはご承知ください。